広島県民のカープに対する愛は底なしに深いが、その情熱は広島と縁もゆかりもない人たちにも伝播しつつある。
TOKYO MX系の「5時に夢中!」の「夕刊ベスト8」、2014年5月12日放送の第7位で取り上げられたのは「カープファン増殖中」だった。
元ネタとなったのは同日付の毎日新聞に掲載された記事。ここ数年在京の広島カープファンが増えていて、昨シーズンは東京ドームの観客動員数を上回り、若い女性カープファンを指す"カープ女子"という言葉も流行している。ファンによると、コツコツ大事に選手を育てているところや、弱いカープが強い球団をやっつける成功物語みたいという声もあると、同紙は報じている。
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TOKYO MX系の「5時に夢中!」の「夕刊ベスト8」、2014年5月12日放送の第7位で取り上げられたのは「カープファン増殖中」だった。
元ネタとなったのは同日付の毎日新聞に掲載された記事。ここ数年在京の広島カープファンが増えていて、昨シーズンは東京ドームの観客動員数を上回り、若い女性カープファンを指す"カープ女子"という言葉も流行している。ファンによると、コツコツ大事に選手を育てているところや、弱いカープが強い球団をやっつける成功物語みたいという声もあると、同紙は報じている。
話は脱線するが、Jタウンネットが3月に「応援しているプロ野球チーム」についてアンケートを実施したところ、広島カープは62票を獲得し2番目の支持率だった。トップの阪神タイガースとは1票しか差がない。
地元愛が強い広島出身者が多いだけでは......という気もしないではないが、東京におけるカープファンの多さをうかがい知ることはできる。
10日、カープが実施した関東地方の女性向けマツダスタジアム観戦ツアーでも、往復の新幹線代は球団が負担するという太っ腹企画だったこともあってか、148人の枠に2305人が応募する盛況ぶりで、新幹線の車中は真っ赤なTシャツ一色だった。
話を元に戻す。これに独自の見解を示したのが、月曜コメンテイターのマツコ・デラックスだ。
「これも一つの要因ではあると思うんですけど......若い選手が多いからというのがあるんだと思うね。イケメン選手が多いと言われているけれど、さっき一応チェックさせていただいたら、言われているほどイケメン揃いではなかったの。ただね、若い! ジジイにキャーとは言わないだろ、女の子は。巨人なんて強いし顔もそこそこの選手は揃えているけど、ジジイじゃん、みんな」
「ほかである程度芽が出てきたらパクッと食っちゃうわけでしょ、巨人は。だから芽が出てくるまでの間が良いわけよ。青田買い的なね」
「超一流になって巨人に行った途端に、クソジジイなわけですよ、一般常識からすれば」
「若いって重要だよね、年齢だけじゃなくて。応援するってところでさ。憧れだけではないじゃない、応援って」
さらにマツコは、ひょっとしたら選手と深い仲になれるかも...という願望が若い女性ファンの中にあると指摘する。
「根っこのところではさ、あわよくば(付き合ったり、結婚できるかも)ってのがあるわけじゃない、やっぱり」
もう一人の月曜コメンテイター若林史絵も同意見。「きっとそうだよ、嫁になるかもしれないって」と言えば、マツコも「その要素がないと、こんな大きな流れにならないと思うよ。これだけじゃ」と付け加えた。
確かに堂林翔太を筆頭に、広島カープには女性受けする独身の若手選手が多い。その点では、マツコの推理もありえないとは言い切れない。
その一方で2012年に年上の女子アナウンサーと結婚した前田健太も相変わらずカープ女子からの人気が高い。カープ女子に「あわよくば...」という思いがあるなら、前田選手の人気が急落してもおかしくない。
なお、当の「カープ女子」からは、こんな反応も。
もう一つ考えられる理由として、単純にチームが強くなったというのが大きいのではないか。