最近巷で話題の「カープ女子」「セレ女」という言葉。独女の皆さんはご存知だろうか? カープ女子とはそのまま、広島東洋カープのファンで球場に足繁く通う女性の事、セレ女(せれじょ)とはJリーグ、セレッソ大阪のサポーターの女性を指す。
球場やサッカー場に女性ファンが足繁く通うようになった理由としては、可愛いグッズが増えた、ファンサービスが充実しているなど色々な事が考えられるが、なんといっても「若手選手(イケメン含む)の応援!」という女性が多いのだろう。カープなら堂林選手、セレッソなら柿谷選手など、確かに今ドキの顔立ちの選手がたくさんいる。そんな彼らが真剣勝負に挑んでいる姿を見れば、それはときめかない方がおかしいってもの。
しかしこの現象、昔からのプロ野球ファン、サッカーファンの男性からするとどうなのだろう? 「けっ、ミーハーどもが!」なんて思われているんじゃなかろうか? カープ女子でもセレ女でも、何女でも無い筆者は気になり、周囲のスポーツ好き男性に意見を聞いてみた。
「カープ女子とか、最近いきなり特集される様になったので、なんとなく作られたブームな気もしなくはないですが(笑)」と若干眉唾なまま話してくれたメジャーリーグ好きのTさん(36歳・IT)は「野球部好き、サッカー部好きの延長という感じで、楽しそうで良いと思う」となかなか好印象の様子。
毎週の様に野球観戦に出かけるOさん(29歳・広告)は「女性のファンが増えてマイナスな事は無いでしょう。おっさんだらけの球場よりも明るくて楽しいし」と素直なコメント。「一緒に観に行こう、とデートに誘いやすい」のも良いのだとか。
「アイドルグループにハマって騒いでいるよりはずっと健全で良いと思う」と話すのは欧州サッカーファンのKさん(31歳・広告)。「とはいえ、サッカー好きです! とかアピールしておいて、詳しく聞いてみると、ウッチーしか知らないなんて言われると、ちょっとイラっとしますが(笑)」と本音を聞かせてくれた。スポーツ好きは爽やかな印象があるとはいえ、あまりにもイケメン! イケメン! と騒いでいたら、男性に敬遠されてしまうということなのだろう。
もちろんその逆もあり得る。筆者が以前サッカー日本代表戦を観に行った際、ユニフォーム風のミニスカワンピでセクシーに決めた女性や、クラブに遊びに行くような格好の女性がいて驚いたものだが、そんな彼女達がサッカーに詳しかったら、ギャップにやられるだろうな、なんて事を思ったりした。
これからの季節、球場やサッカー場で飲むビールはさぞかし美味しいことだろう。行ってみたいけど一緒に行く人がいないなんて独女は思い切って、周りのスポーツ好きの男性にお願いしてみてはいかがだろうか? 男性陣の意見に共通していたのは「ミーハー過ぎはイヤだけど、知識が無いのはむしろ歓迎」という事。細かいルールや選手の名前が分からなかったら、その場で教えてもらうのもOK。ブームに便乗してでかけてみたら、案外スポーツの魅力に取り付かれちゃうかも。
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