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1970年代【2】

ゲイル・ホプキンス(Gail Eason Hopkins)

アメリカ出身 1943年2月19日 右投左打 179cm 86kg
経歴:ペパーダイン大-ホワイトソックス-ロイヤルズ-ドジャース-広島-南海
内野手 背番号6
評価内容:カープ初優勝の原動力になった選手である。1975年10月15日後楽園での巨人戦、9回にリーグ初優勝を決める3ランは今でもよく語られている。 この年打率は.256だったが、33本塁打、91打点、翌年打率.329、20本塁打、69打点とカープのクリーンアップになくてはならない存在であった。 メジャーリーグを引退して後、医師になるつもりで医科大に進む予定だったが、ルーツ監督の熱心な誘いでカープ入りを決めた異色の選手でもある。 試合と練習の合間に医学書を読んだり、広島大に足しげく通い実験をこなして球場に出向いた時期もあった。カープで2年を過ごし、その後南海で 1年プレーして引退した。今は病院を開業し整形外科医として活躍しているそうです。

年度 所属 試合 打席 打数 得点 安打 二塁打 三塁打 本塁打 塁打 打点 盗塁 盗塁刺 犠打 犠飛 四球 死球 三振 併殺打 打率
1975 広島 130 547 496 72 127 20 1 33 248 91 1 2 1 4 36 10 53 15 .256
1976 広島 117 491 420 62 138 16 1 20 216 69 1 3 1 3 62 5 30 9 .329
1977 南海 113 441 402 37 107 13 2 16 172 69 1 2 1 2 33 3 25 12 .266
通算 3年 360 1479 1318 171 372 49 4 69 636 229 3 7 3 9 131 18 108 36 .282

タイトル・記録

なし

エイドリアン・ギャレット(Adrian Garrett)

アメリカ出身 1943年1月3日 右投左打 188cm 86kg
経歴:サラソタ高-ブレーブス-カブス-アスレチックス-カブス-エンゼルス-広島
外野手 背番号5
評価内容:カープ外国人初の40本塁打選手。シェーン、ホプキンスが去ったあとにライトル(※ジム・ライトル参照)と共にやってきたが、 とにかく打ちまくった。1978年史上初シーズン200発打線に貢献し、この年ホームラン王までもう少しというところまでいったが、残念ながら手が届かなかった。 しかしオールスターでは広島市民球場で1試合3本塁打、しかも全て特大の一発でMVPを獲得した。

年度 所属 試合 打席 打数 得点 安打 二塁打 三塁打 本塁打 塁打 打点 盗塁 盗塁刺 犠打 犠飛 四球 死球 三振 併殺打 打率
1977 広島 128 509 445 64 124 19 0 35 248 91 1 3 0 6 57 1 103 6 .279
1978 広島 130 543 462 76 125 9 0 40 254 97 2 4 0 1 72 8 104 17 .271
1979 広島 126 460 395 53 89 9 2 27 183 59 3 3 0 4 57 4 90 16 .225
通算 3年 384 1512 1302 193 338 37 2 102 685 247 6 10 0 11 186 13 297 39 .260

タイトル・記録

・オールスターゲーム最優秀選手(1978年)

ジム・ライトル(James Lawrence Lyttle Jr.)

アメリカ出身 1946年5月20日 右投左打 181cm 85kg
経歴:フロリダ州大-ヤンキース-ホワイトソックス-エクスポズ-ドジャース-広島-南海
外野手 背番号6('77~'82)、4('83)
評価内容:総合力ではカープ史上最高の外国人選手と言われている。入団1年目から、衣笠・山本とクリーンアップを形成し、1979年、80年と日本一連覇に貢献。 80年の日本シリーズでは打率4割、3本塁打、6打点でMVPを獲得。打撃だけでなく守備でも強肩ぶりを発揮し、4年連続でゴールデングラブ賞を獲得した。
カープに6年間在籍した外国人は日系人を除くと最長であり、ライトルにそれだけの存在価値があった裏づけでもある。

年度 所属 試合 打席 打数 得点 安打 二塁打 三塁打 本塁打 塁打 打点 盗塁 盗塁刺 犠打 犠飛 四球 死球 三振 併殺打 打率
1977 広島 120 496 452 75 136 23 0 19 216 65 13 3 2 2 38 2 60 14 .301
1978 広島 130 578 524 85 155 30 1 33 286 108 2 8 2 7 36 9 77 12 .296
1979 広島 130 552 504 54 133 24 0 23 226 61 6 4 2 3 38 5 83 14 .264
1980 広島 130 545 507 68 142 25 1 23 238 82 5 7 0 6 28 4 74 11 .280
1981 広島 128 534 493 83 157 25 2 33 285 100 0 4 1 4 34 2 58 5 .318
1982 広島 126 520 482 54 130 19 1 24 223 75 1 1 1 8 25 4 60 10 .270
1983 南海 112 380 357 36 92 5 3 11 136 38 3 2 1 1 19 2 57 2 .258
通算 7年 876 3605 3319 455 945 151 8 160 1610 529 30 29 9 31 218 28 469 68 .285

タイトル・記録

・最多安打 1回(1981年)※当時タイトルではない
・ベストナイン 1回(1981年:外野手)
・ゴールデングラブ賞 4回(1978年~1981年:外野手)
・日本シリーズ最高殊勲選手賞(MVP)(1980年)
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達川光男珍プレー集