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1990年代【2】

ロビンソン・チェコ(Robinson Perez Checo)

ドミニカ出身 1971年9月9日 右投右打 185cm 82kg
経歴:ノビジャ中-広島
投手 背番号106('95)、50('96)
評価内容:カープアカデミーから1992年に来日。外国人枠の関係で練習生扱いだった。93年自由契約になり94年は台湾でプレーした。 95年広島と正式契約すると、初登板完封勝利をあげ鮮烈なデビューを飾る。躍動感溢れるピッチングでこの年15勝をあげる。 しかしシーズンオフにメジャーリーグ移籍を希望し球団と契約問題がこじれて訴訟にまで発展した。結局96年は1年間広島でプレーして その後メジャーリーグ(レッドソックス)へ移籍することで決着がついた。
96年5月18日の阪神戦で後一人というところでヒットを打たれノーヒットノーランを逃す。97年にレッドソックスへ移籍してその後 ドジャースでプレーしたが、成績を残せず2000年に引退した。

年度 所属 試合 セーブ 完投 完封 無四球 打者 イニング 被安打 被本塁 与四球 与死球 奪三振 暴投 ボーク 失点 自責点 防御率
1995 広島 28 15 8 0 10 3 2 811 193.2 143 25 98 1 166 4 0 64 59 2.74
1996 広島 9 4 1 0 3 1 0 226 50.2 52 10 24 0 36 2 0 31 27 4.80
通算 2年 37 19 9 0 13 4 2 1037 244.1 195 35 122 1 202 6 0 95 86 3.17

タイトル・記録

・初登板無失点勝利(1995.4.12)

フェリックス・ペルドモ(Felix Perdomo)

アメリカ出身 1973年7月24日 右投両打 173cm 67kg
経歴:アリトパウリノ高-広島-台湾・時報-広島
投手・内野手 背番号71('96)、59('97~'99)
評価内容:1992年に入団したが台湾リーグへ野球留学を経て、96年再び広島へ入団し内野手として活躍が期待されたが、投手へ転向。 投手と内野手の二刀流でのプレーの為、投手に代打として登場し次の守備でそのまま投手としてマウンドに登ることもあった。 外国人としてはスケールが小さかった為1999年に自由契約になった。

打撃成績

年度 所属 試合 打席 打数 得点 安打 二塁打 三塁打 本塁打 塁打 打点 盗塁 盗塁刺 犠打 犠飛 四球 死球 三振 併殺打 打率
1996 広島 6 13 12 1 1 0 0 0 1 0 0 0 0 0 1 0 8 0 .083
1997 広島 17 5 5 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 .000
1998 広島 13 1 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 .000
1999 広島 35 49 45 3 9 3 0 1 15 4 0 0 2 0 1 1 10 1 .333
通算 4年 71 68 63 4 10 3 0 1 16 4 0 0 2 0 2 1 18 1 .254

投手成績

年度 所属 試合 セーブ 完投 完封 無四球 打者 イニング 被安打 被本塁 与四球 与死球 奪三振 暴投 ボーク 失点 自責点 防御率
1997 広島 17 2 2 0 0 0 0 127 29 26 2 13 4 18 3 0 16 13 4.03
1998 広島 13 0 0 0 0 0 0 74 17.1 15 0 11 1 6 1 0 8 8 4.15
1999 広島 17 1 2 0 0 0 0 115 25.2 24 2 10 1 25 2 0 13 13 4.56
通算 3年 47 3 4 0 0 0 0 316 72 65 4 34 6 49 6 0 37 34 4.25

タイトル・記録

なし

ティモニエル・ペレス(Timoniel Perez)

ドミニカ出身 1977年4月8日 左投左打 170cm 63kg
経歴:ファンバロンパレンケ高-広島
内野手 背番号72('96)、50('97~'99)
評価内容:小柄ながら振り回すタイプのバッターでパンチ力があった。守備も堅実にこなし走力は優れており、控えのときは貴重な代走で活躍した。 1999年シーズン終了後、かねてより念願だったメジャーリーグへ移籍した。

年度 所属 試合 打席 打数 得点 安打 二塁打 三塁打 本塁打 塁打 打点 盗塁 盗塁刺 犠打 犠飛 四球 死球 三振 併殺打 打率
1996 広島 31 57 54 8 15 1 0 1 19 7 3 0 1 0 2 0 7 1 .278
1997 広島 86 152 139 17 34 4 2 3 51 15 2 2 3 0 10 0 16 5 .245
1998 広島 98 256 230 22 68 8 1 5 93 35 4 5 2 3 20 1 21 6 .296
1999 広島 12 26 23 2 4 0 0 0 4 2 0 0 0 0 3 0 3 0 .174
通算 4年 227 491 446 49 121 13 3 9 167 59 9 7 6 3 35 1 47 12 .271

タイトル・記録

なし

ルイス・ロペス(Luis Antonio Lopez)

アメリカ出身 1964年9月1日 右投右打 185cm 90kg
経歴:ラファイエット高-ドジャース-インディアンス-広島-ダイエー-アメリカ独立リーグ-広島
内野手 背番号2('96~'97)、44('98)、33(2000~2002)
評価内容:ライトルと並んでカープ史上最高の外国人選手と言われている。1996年から2年連続打点王に輝く。勝負強くしぶとい バッティングでチームの活力になる。97年には最多安打のタイトルも獲得する。97年シーズンオフに契約問題がこじれ、 3年連続打点王の偉業達成はならず、ダイエーに移籍する。
ダイエーで1年プレーし、99年はアメリカ独立リーグでプレーした後、2000年長打力不足に悩む広島と再契約。シーズン途中だったが、 93試合に出場し打率.313、本塁打20、打点88と96~97年シーズンに劣らない成績を残した。2001年も同様に活躍し打点も再び100の大台に乗せた。
しかし2002年前田智徳の走塁に激高しベンチ裏で詰め寄る騒ぎを起こして2軍に落とされ10日間の謹慎処分を言い渡された。 その後1軍に復帰し前田とも和解したが、モチベーションの低下から打撃が急降下しシーズン途中で退団した。

年度 所属 試合 打席 打数 得点 安打 二塁打 三塁打 本塁打 塁打 打点 盗塁 盗塁刺 犠打 犠飛 四球 死球 三振 併殺打 打率
1996 広島 130 545 503 66 157 29 1 25 263 109 2 1 0 4 34 4 48 23 .312
1997 広島 134 580 532 80 170 37 0 30 297 112 0 0 0 6 36 6 58 15 .320
1998 ダイエー 134 527 480 58 141 35 0 17 227 68 1 3 1 5 34 7 34 14 .294
2000 広島 93 377 351 43 110 10 0 20 180 88 0 0 0 6 16 4 37 12 .313
2001 広島 138 561 493 53 152 21 0 32 269 100 0 2 3 7 51 7 35 22 .308
2002 広島 80 276 265 12 65 11 1 5 93 33 0 0 0 3 6 2 23 8 .245
通算 6年 709 2866 2624 312 795 143 2 129 1329 510 3 6 4 31 177 30 235 94 .303

タイトル・記録

・最多安打 1回(1997年)
・打点王 2回(1996年、1997年)
・ベストナイン 2回(1996年、1997年:一塁手)

アルフォンソ・ソリアーノ(Alfonso Guilleard Soriano)

ドミニカ出身 1976年1月7日 右投右打 180cm 60kg
経歴:エウヘリオマリアデオスト高-広島
内野手 背番号74('96~'97)
評価内容:1996年来日しこの年は2軍生活。翌97年1軍にあがるが9試合の出場に留まる。この頃からバットを振り回すバッティングだった。 97年シーズンオフに球団が提示した4倍もの年俸を要求し年俸調停を申し立て球団と揉めて任意引退選手として退団。その後ドミニカに戻り野球に興じていたが、ヤンキースがソリアーノの素質を見抜き契約した。

年度 所属 試合 打席 打数 得点 安打 二塁打 三塁打 本塁打 塁打 打点 盗塁 盗塁刺 犠打 犠飛 四球 死球 三振 併殺打 打率
1997 広島 9 19 17 2 2 0 0 0 2 0 0 0 0 0 2 0 4 0 .118
通算 1年 9 19 17 2 2 0 0 0 2 0 0 0 0 0 2 0 4 0 .118

タイトル・記録

なし
1・2・3

達川光男珍プレー集