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2000年代【6】

エスマイリン・カリダ(Esmailin Caridad)

ドミニカ出身 1983年10月28日 右投右打 180cm 82kg
経歴:ラモン・マティウス・メジャ中-カープアカデミー-広島
投手 背番号95
評価内容:2006年より広島の練習生として参加し2007年春季キャンプで首脳陣にアピールを続け6月29日付で支配下登録選手になる。7月5日に初登板で1/3イニングを無失点に抑えた。シーズン終了後契約を解除される。その後カブスとマイナー契約を結んだ。

年度 所属 試合 セーブ 完投 完封 無四球 打者 イニング 被安打 被本塁 与四球 与死球 奪三振 暴投 ボーク 失点 自責点 防御率
2007 広島 2 0 0 0 0 0 0 5 0.2 2 0 1 0 0 0 0 0 0 0.00
通算 1年 2 0 0 0 0 0 0 5 0.2 2 0 1 0 0 0 0 0 0 0.00

タイトル・記録

なし

アレックス・オチョア(Alex Ochoa)

アメリカ出身 1972年3月29日 右投右打 183cm 90kg
経歴:H・マイアミレイクス高 -オリオールズ-メッツ―ツインズ-ブルワーズ-レッズ-ロッキーズ-ブルワーズ-エンゼルス-カージナルス-中日-レッドソックス-広島
外野手 背番号22(2003)、4(2004~2006)、43(2007~2008)
評価内容:中日時代からコンスタントに好成績を残している。2006年に中日を自由契約になり、2007年レッドソックスとマイナー契約を結ぶが5月に自由契約になり、そこへ打撃不足の広島が目をつけ6月17日に契約した。シーズン途中からだったが打率.300本塁打7打点31の好成績を残し2008年の残留が決まった。2008年も前年に 引き続いて3番を打ち安定した成績で、ほぼ栗原健太に次ぐチーム2番目の記録を残し活躍した。ただし併殺打はリーグワーストの21だった。シーズン終了後来季の 契約を結ばないことになり、自由契約となった。

年度 所属 試合 打席 打数 得点 安打 二塁打 三塁打 本塁打 塁打 打点 盗塁 盗塁刺 犠打 犠飛 四球 死球 三振 併殺打 打率
2003 中日 137 567 507 83 149 28 0 21 240 65 5 4 1 4 47 8 91 9 .294
2004 中日 138 590 520 63 153 24 2 21 244 89 3 4 0 5 55 10 83 11 .294
2005 中日 137 574 524 59 141 24 0 18 219 78 2 1 0 3 41 6 103 16 .269
2006 中日 138 578 523 57 143 30 1 15 220 77 2 3 0 1 52 2 86 13 .273
2007 広島 73 320 290 36 87 18 1 7 128 31 2 4 0 0 28 2 48 4 .300
2008 広島 142 605 569 74 174 29 1 15 250 76 3 3 0 1 32 3 63 21 .306
通算 6年 765 3234 2933 372 847 153 5 97 1301 416 17 19 1 14 255 31 474 74 .289

タイトル・記録

・サイクル安打達成 2回(1996.7.3-MLB / 2004.4.13-NPB)※日米両国で達成している史上唯一の選手
・ゴールデングラブ賞 1回(2004年)

コルビー・プレストン・ルイス(Colby Preston Lewis)

アメリカ出身 1979年8月2日 右投右打 193cm 104kg
経歴:ベーカーズフィールド短期大学-レンジャース-タイガース-ナショナルズ-アスレチックス-広島
投手 背番号11
評価内容:年俸9500万+出来高(4600万)で金額の通り期待されて来日した。オープン戦から「モーションの静止が短い」という理由からボークを度々とられ、 初登板の中日戦でも1試合3ボークを記録した。しかしその後はボークをとられることはなく5月には4勝1敗防御率1.60で月間MVPに輝く。前半戦から中4日で、どんどん投げ込んだせいか7月に入り疲労と肘の炎症で離脱し選ばれていたオールスターも回避することになった。8月半ばに復帰し最終的には15勝をあげ 奪三振のタイトルを獲得した。防御率は1位に0.003差の2位だった。15勝は広島の歴代外国人の中でチェコとミンチーにならんで最多である。
150km前後のストレートと切れ味鋭いスライダーで三振をとっていく本格派の投手であり、三球三振が非常に多く球数が少ない。制球力もあり広島の大黒柱として 大活躍のシーズンだった。
2年目の2009年は前年に比べると投球の波があり、完璧に抑える日もあれば大量失点を喫する日もあったが全体的に安定した内容でカープ外国人投手では史上初の2年連続二桁勝利を達成した。奪三振のタイトルも取りこれも2年連続の受賞となった。
2010年もカープの一員で戦うと思われていたが、家族の健康の問題を抱えており本人は来シーズンアメリカでのプレーを望んでおり、球団も本人の意思を尊重しカープを退団することとなった。

年度 所属 試合 セーブ 完投 完封 無四球 打者 イニング 被安打 被本塁 与四球 与死球 奪三振 暴投 ボーク 失点 自責点 防御率
2008 広島 26 15 8 0 3 2 1 702 178 151 12 27 6 183 1 3 56 53 2.68
2009 広島 29 11 9 0 3 1 2 715 176.1 156 13 19 14 186 3 0 68 58 2.96
通算 2年 55 26 17 0 6 3 3 1417 354.1 307 25 46 20 369 4 3 124 111 2.82

タイトル・記録

・最多奪三振 2回(2008年、2009年)
・セリーグ月間MVP 1回(2008年5月)

スコット・シーボル(Scott Anthony Seabol)

アメリカ出身 1975年5月17日 右投右打 193cm 90kg
経歴:ウェスト・バージニア大学-ヤンキース-カージナルス-ブルワーズ-カージナルス-マーリンズ-韓国・起亜タイガース-マーリンズ-広島
内野手 背番号25(2008)、57(2009)
評価内容:新井貴浩が阪神に移籍し、新井の代わりになる大砲ということで獲得した。チャンスでの凡退が多く、変化球になかなか対応できない場面も目立った。しかし意外性のあるバッティングでチームを救うこともあり、勝利打点は栗原に次ぐチーム2番目の12だった。
シーズン終盤になり打撃が上向き打率.273本塁打15まで伸ばした。
2年目のシーズンは序盤から不振に喘ぎ、シーズン途中からマクレーンとフィリップスが加わった為出番がなく2軍落ち。その後はほとんど1軍に上がれずにシーズン終了後に退団となった。

年度 所属 試合 打席 打数 得点 安打 二塁打 三塁打 本塁打 塁打 打点 盗塁 盗塁刺 犠打 犠飛 四球 死球 三振 併殺打 打率
2008 広島 110 431 400 25 109 18 1 15 174 53 0 2 0 2 26 3 74 11 .273
2009 広島 40 142 127 9 27 3 1 4 44 11 1 1 0 2 10 3 32 2 .213
通算 2年 150 573 527 31 136 21 2 19 218 64 1 3 0 4 36 6 106 13 .258

タイトル・記録

なし

マイク・シュルツ(Michael Alan Schultz)

アメリカ出身 1979年11月28日 右投右打 201cm 100kg
経歴:ロヨラメリーマウント大-ダイヤモンドバックス-広島
投手 背番号70
評価内容:キャンプの故障で出遅れたが、2mから繰り出す150kmをコンスタントに超える速球を武器に永川に繋げるセットアッパーとして活躍した。55試合の登板で防御率3.23、ホールド18と安定した投球内容だった。
2年目は縦に落ちるチェンジアップを球種に取り入れ球団記録に1試合届かなかったものの22試合連続無失点記録を記録した。年間を通じ安定感のある働きで永川につなぐ勝利の方程式の一角を担い、最終的にセリーグ2位となる73試合に登板、セリーグ1位のホールド35、防御率2.28の成績を残した。2009年オフに広島と新たに2年契約を結んだ。

年度 所属 試合 セーブ 完投 完封 無四球 打者 イニング 被安打 被本塁 与四球 与死球 奪三振 暴投 ボーク 失点 自責点 防御率
2008 広島 55 3 4 0 0 0 0 222 53 47 1 20 0 43 2 0 20 19 3.23
2009 広島 73 5 3 1 0 0 0 298 75 57 0 22 0 72 2 0 19 19 2.28
2010 広島
通算 2年 128 8 7 1 0 0 0 520 128 104 1 42 0 115 4 0 39 38 2.67

タイトル・記録

・最多ホールド 1回(2009年/35)
12345・6・7

達川光男珍プレー集