ささやき戦術などに代表されるトリックプレーで知られているが、現在で言うところの倉義和並みかそれ以下の打撃成績ながら10年近くもレギュラーの座をキープし続けていることからも分かるように、捕手としての腕は確かであった。
もっとも、入団当時は他の選手と比べてもかなり技術は低かったらしく、人一倍努力していたという。
体にかすってもいないボールを「当たった!」と言い張り何度も出塁したことから、「グラウンドの詐欺師」と呼ばれた。
サヨナラインフィールドフライ事件を起こし、翌年以降の野球ゲームにインフィールドフライ機能が実装されるきっかけとなった。
前述のデッドボールがらみの話や後述のささやき戦術などネタエピソードには事欠かず、プロ野球珍プレー番組では宇野勝とならび常連である。
現役を退いた後は、監督・コーチ・解説者として活躍。
解説者としては、軽妙な語り口と、時折飛び出す金言には定評がある。
達川光男の予想はことごとく外れる。
広島ファンの間ではかねてから注目されていたが、2011年の逆神の凄さで急激に広まった
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この動画の冒頭で「ささやき戦術」を始めたきっかけを話してます。
なんと、ささやき戦術を始めたのは高校生の時の怪物江川卓対策からだそうです。
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故意か、偶然か、キャッチャーへのフェアフライを落球した広島・達川光男捕手はワンバウンドでこれを捕り、ホームベースを踏んだ後、一塁へ送球した。
落球が幸いして1死満塁のピンチをダブルプレーで切り抜けた、と広島ベンチが手を叩いた時、三塁走者の大洋・山崎賢一外野手がホームベースを踏むと、谷博球審は両手を横に広げ、セーフのジェスチャー。続いて右手を上げて、試合終了を宣告した。
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颯爽とバント処理をした直後だった。「審判、ちょっとタイムや」。広島・達川光男捕手が両手を上にして、お手上げのポーズをとった。
小林毅二球審がプレーを止めると、達川はいきなり両膝をグラウンドについて、じっと顔を近づけて土の上をなめるように見回した。何事かと、広島ベンチから数人のコーチ、選手が飛んできた。達川は顔を上げずに言った。「コンタクトや、左目のが落ちたんや」。
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『詐欺師』達川と言えばデッドボールである。
この技術により、彼は『騙しの達っちゃん』『グラウンドの詐欺師』の異名をほしいままにした。
その名の通り、当たってもいないのにデッドボールをアピールするという珍プレーである。
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1992年の巨人戦では、代打で起用されて涙をこらえながらボックスに立った。
引退発表がその試合の前後であり、このとき球場にいた観客には知る由も無かったため、なぜ彼が涙をこらえているのかわからない人が多かったという。
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監督を辞任後、コーチを務めた以外は野球中継の解説者として活躍している。
解説者としての眼は鋭く、捕手のサインを見破ったり球種や配球に関する的確な解説などに定評がある。
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ハーフスイングを主審の死角を利用してごまかす―
人呼んで忍者打法を3年の歳月をかけて完成させ猛威をふるっていた―
東のグラウンドの詐欺師・球界の詐欺師こと大洋ホエールズ(現在の横浜DeNAベイスターズ)・市川和正捕手とは、同年代・同一リーグ・同一ポジションであり、意識しあってお互いを高みに導こうと切磋琢磨した同業者であった。
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